カテゴリ

アーカイブ

ニュース アーカイブ: 2010 年

DNAバーコーディングパンフレット日本語版

Consortium for the Barcode of Lifeが作成した、DNAバーコーディングについてのパンフレットの日本語版が完成しました。DNAバーコーディングについて詳しく知りたい方はご参照ください。[pdf]

印刷版をご希望の方はinfo [at] jboli.orgまでご連絡下さい。

The International Barcode of Life Project (iBOL) 正式立ち上げ

9月25日(土)にカナダ・トロントにて、国際バーコードオブライフプロジェクト
(The International Barcode of Life Project: iBOL)が正式に立ち上げられ、記念式典が行われました。


iBOLは地球上の既知の全生物のDNAバーコードをデータベース化することを最終目標とする非営利の国際プロジェクトで、26カ国のメンバーによって立ち上げに向けた準備が進められてきました。

iBOLでは2010年から2015年までを第1期としています。
現在、Canadian Centre for DNA Barcoding (CCDB) などによって8万種、100万標本のDNAバーコードが収集されていますが、iBOLでは第1期終了までにバーコードオブライフデータシステム(Barcode of Life Data Systems: BOLD)のデータバンク上で50万種、500万標本のDNAバーコードが利用可能となることを目標に活動を行っていく予定です。また、実用化のための情報システムの整備や技術開発もあわせて行っていきます。

公式サイト上でのニュースリリースは こちらをご覧下さい。

式典を記念して、トロントタワーがDNAバーコードを模してライトアップされました。

DNAバーコードについての記事紹介

8月1日付けの中日新聞に、DNAバーコードを推進しているカナダ・Guelph大のPaul Hebert教授の来日についての記事が掲載されています。DNAバーコードをめぐる国際的な状況の簡単なまとめになっています。

遺伝情報共有を カナダの教授呼び掛け

DNAバーコードについての記事紹介

本日(4/27)の朝日新聞朝刊の科学面にて、DNAバーコードが紹介されています。 朝日新聞のサイトにて、その有用性や応用の可能性についても非常に分かりやすく解説されておりますので、ぜひご覧ください。

朝日新聞aサロン_科学面にようこそ_種名判別DNAで簡単に

寿司のバーコーディングについての紹介記事

「生物の科学 遺伝」2010年5月号 (Vol.64 No.3)に、 以前も紹介したDNAバーコードを用いた寿司の同定についての論文

J. H. Lowenstein et al. (2009) The Real maccoyii: Identifying Tuna Sushi with DNA Barcodes – Contrasting Characteristic Attributes and Genetic Distances. PLoS ONE 4 (11):e7866./a>

の紹介記事が掲載されています。
合わせて、DNAバーコードやその現状についての簡単な解説がありますので、興味のある方はぜひご覧ください。

日本森林学会大会でのシンポジウムのお知らせ

2010年4月2日(金)~5日(月)に行われる第121回日本森林学会大会にて、DNAバーコーディングのシンポジウムが開催されます。
直前の告知になってしまいましたが、興味のある方はぜひご参加ください。

シンポジウム T14 :4月4日 B会場 13:00~16:00
樹木のDNAバーコーディングの進捗と今後の展開に向けて

コーディネーター: 吉丸博志(森林総合研究所)

企画概要
DNAバーコーディングは、特定の遺伝子領域の短い塩基配列(DNAバーコード)に基づいて生物種の同定を行う手法である。近縁種同定、隠蔽種検出、組織断片からの種識別など、様々な利用が期待されている。DNAバーコーディングはHebertら(2003)によって提唱され、動物においては、ミトコンドリアDNA上のチトクロームCオキシターゼサブユニットI(COI)の部分塩基配列(約650bp)が、非常に多型性が高く識別能の高い領域としてDNAバーコーディングの対象に設定され、鳥類、魚類、鱗翅類などにおいて、世界中の膨大な数の種に関する塩基配列情報の蓄積が進行している。いっぽう植物においては、単一で動物のCOIのような高い多型性を有する適切な領域がないため、どの領域をターゲットとするかについて国際的な議論が行われてきたが、2009年後半に至りようやく、葉緑体DNA上の2箇所の必須ターゲット領域が決定し、分類群によってはさらに補助的なターゲット領域の設定して塩基配列データを蓄積することになった。DNAバーコーディングでは、基盤となる塩基配列データベースの構築と、その利用という二つの面があり、両者は相補いながら進むものであるが、樹木ではようやく前者の段階が始まった状況にすぎない。日本産樹木におけるDNAバーコーディングの進捗と今後の展開に向けて、現状の紹介と情報交換を行う。

参考リンク
第121回日本森林学会大会ホームページ

次ページへ »