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ようこそ

日本バーコードオブライフ・イニシアティブ(JBOLI)は, 日本におけるDNAバーコーディングの普及や関連プロジェクトの支援を目的として2007年に設立され, 2009年1月に正式に立ち上げられた組織です。

最近のニュース

日本生態学会での企画集会のお知らせ

2010年3月15日(月)~3月20日(土)に行われる日本生態学会第57回大会にて、DNAバーコーディングの企画集会が開催されます。
興味のある方はぜひご参加ください。

企画集会 T24 :3月18日
生物多様性研究とDNAバーコーディング

企画者: 伊藤元己

企画概要
生物の同定技術であるDNA バーコーディングを取り巻く世界の状況は大きく変化しており、情報の蓄積だけでなく同定作業への活用も急速に進んでいる。本集会では、この手法に関する世界の現状および国内での研究活動例を紹介し、生態学における今後の活動展開について議論したい。

演題一覧 (各演題をクリックすると要旨を参照することができます。)

DNAバーコーディングをめぐる世界の情勢
 伊藤元己,神保宇嗣(東大院・総合文化)

日本産昆虫類のDNAバーコーディング:寄生蜂への応用を中心に
 三浦一芸(近中四農研・広島大),前藤 薫(神戸大)

日本産鳥類のDNAバーコーディングによって示される近縁種間・亜種間の多様な遺伝
 西海 功,染谷さやか,岩見恭子(国立科学博物館),齋藤武馬,小林さやか,浅井芝樹(山階鳥研)

日本産樹木DNAバーコーディングの現状ー収集と解析ー
 吉丸博志(森林総研)

日本産シダのDNAバーコーディング: 配偶体フロラ解析への応用
 海老原淳(科博・植物),櫻井裕布美,山岡麻美,水上直子(日本女子大・理)


参考リンク
日本生態学会第57回大会ホームページ

ウェブサイト閲覧一時停止のお知らせ

設備点検のため、12月11日(金)19:00より12月12日(土)23:00の間、JBOLIサイトの閲覧を一時停止させて頂きます。

DNAバーコードを用いた寿司の同定

11月24日付のWeird Visionの記事

「寿司ネタのDNA検査」で多数の不正表示が発覚

でDNAバーコードによるマグロ属(Thunnus)の同定についての論文

J. H. Lowenstein et al. (2009) The Real maccoyii: Identifying Tuna Sushi with DNA Barcodes – Contrasting Characteristic Attributes and Genetic Distances. PLoS ONE 4 (11):e7866.

が紹介されています。記事内容について、若干の補足も含めて解説します。

まず記事の補足です。動物で用いられているDNAバーコードは、一本の染色体全てを読むのではなく、ミトコンドリアの持つDNAの一部について、その配列を読みとって利用する手法です。記事ではミトコンドリアのCOI遺伝子14箇所を選んだと書かれていますが、厳密には読み取ったCOI遺伝子の部分的な配列のうち14箇所、ということになります。

論文では、マンハッタン・デンバー・コロラドの計31の寿司店でマグロを注文し(価格は$2.25~$15)、店員から種名を確認した上で、寿司ネタ(可能であれば刺身)からDNAを抽出、バーコードを特定しました。

COIバーコードを構成する655塩基のうち、マグロ属の識別に有効であると考えられた14塩基をデータベース内にある配列と比較した結果、マグロ属では99%以上の確率で種名が特定されました。また、White tuna(ビンナガ)とされていながら、いずれのマグロにも該当しなかった5サンプルについては、配列全体を用いてデータベースで検索を行ったところ、データベース内の魚類では、ワックス毒魚とされるアブラソコムツ(Lepidocybium flavobrunneum)に最も近い配列である、という結果が得られました。

現在のところ、DNAバーコードを迅速に決定することは技術的に困難であり、種名を特定するには、一日程度かかりますが、本研究は、DNAバーコードによってより迅速な種同定が可能になったとき、それがどのような利用法を持つかを示す一つのモデルケースです。

3rd International Barcode of Life Conference

植物のバーコードとしてrbcLとmatKを用いることが正式に決まりました。

Facebook for barcoders! : International online community for dna barcoding professionals ができました。

http://connect.barcodeoflife.net/

Twitterによる情報発信

The Barcode of Life is on Twitter! Consortium for the Barcode of Life (CBOL) がtwitterによる情報発信を始めました。 興味のある方は@barcodeoflifeをフォローしてください。 11/10-13にメキシコシティで開催されるThird International Barcode of Life Conferenceのハッシュタグは #barcode09 です。

JBOLIもtwitterで情報発信しております。こちらも興味のある方は@JBOLIをフォローしてください。

DNAバーコードを用いた学習プログラム紹介

文部科学省委託事業「科学的体験学習プログラムの体系的開発に関する調査研究」の一環である「授業に役立つ博物館を語る会」において,DNAバーコードを用いた小学校・中学校理科教育向け学習プログラムの紹介があります. 事前申し込みが必要ですが,興味のある方はぜひご参加ください.

授業に役立つ博物館を語る会
日 時: 平成21年11月13日(金)18:00~19:30
場 所: 国立科学博物館(上野)
内 容 (予定): 遺伝子に関するミニレクチャー及び
「DNAバーコードで植物の名前を当てよう!」プログラムの紹介

  • プログラムの実践事例報告
  • プログラムの体験

講師: 海老原淳(国立科学博物館 植物研究部)

参加申し込み及び詳細はこちらをご覧下さい.